「キャンディタウンインダビルディン、メーン」じゃあないんだよ

 

 オフに入りました。所属するクラブのです。学校ではないです。学校がオフだったら今頃僕はここにはいません。実家なうです。いや今は家なうなんですけど

 

 今までさんざん時間を費やしてきたものが一時的になくなったのでそれはもう手持無沙汰、ということで、無になってしまう前にYoutubeでいろいろとディグ(ヒップホップ用語で「探す」の意)ります。日の課ということです。

 

 「さて今日もハイライトでも見るか」と大体最初はNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)の試合のハイライトを見ます。でも10年前のYoutubeを知らない人や普段Youtubeを使う人にはわかると思うんですけど、最初の広告動画、あれキツくないですか?

 

 個人的にブランドとしてリーボックは好きです。他ブランドとは違う一線を画したデザインとかすごい好きです。Youtubeと違って今も昔も好きです。10年前からYoutubeを使ってない人には今のYoutubeはお勧めしませんが。

 

 

 

 

 

 「エェーイ、イェー、ワッサー、メーン」

 

 「ワサーワサー」

 

 キツい

 

 何がキツいって、彼らのうち何人が英語喋れるかは知らないですけど、英語で行きたいならもっと発音を練習してくれ。なんだ「ワッサー」って。何かが大量に出てきた時の千原ジュニアか?「メーン」て。剣道じゃないんだから。剣道じゃなくヒップホップをやってくれ。

 

 (あと、ちょっとあとの「ホドホド」もキツイ)

 

 彼らは日本のヒップホップクルー、KANDYTOWN(キャンディタウン)だそうです。イカついお兄さん達がイカつい髪形して、怖い感じの音楽聴いてますね。

 

 ここでラップ及びヒップホップについて説明させてください。ヒップホップでは基本的に「リアルさ」が重要視されます。「リアル」であればあるほどカッコいいのです。つまり、嘘偽りなく自分や社会のことをラップすれば、それは「リアル」ということになります。例えば、レジェンドの2Pacやビギーの時代のリアルさは「俺はこんな貧乏な生まれだが、差別にも負けずここまできた」みたいな自慢でした。彼らが活躍した80~90年代ではまだまだ差別エゲツなかったですし、黒人皆貧乏也みたいな社会だったんですけど、そんな社会にも負けずラップだけでここまで来たぜ、お前らも頑張ればここまで来れるんだ、みたいな彼らはめちゃくちゃカッコよく、「リアル」だったわけです。これが流行ってからは単に「こんなに金持ってるし女も侍らせてるぜ」という自慢だけになってしまったのですが、そんなラッパーたちに嫌気がさしたラッパーが「嘘じゃん」と言ったり、未だある人種差別などの社会問題についてラップすることで、また違った「リアル」を提示しているのが現代のラッパーと言えます。貧乏過ぎてクスリ捌いて生計を立てる、とかよくある話なんです。

 

 これはアメリカのシーンです。でもここは日本。人種差別と言っても日本人にはあまり関係がない。というよりも存在を認識していないですね。麻薬もアメリカほどポピュラーではないし。

 

 では、果たしてKANDYTOWNは「リアル」なのか?

 

 リアルじゃないし、ダサい。というのが僕の感想です。「お前ら日本人なのに英語でラップして、それっぽい英語使って、アメリカ人みたくやるのはリアルじゃないだろ」ということです。日本人なら日本語でラップしろよ。いや英語でもいいんですけど、英語喋れんの?スラング分かるの?FワードとかNワード*1使ってるけど、それどういうことか理解してる?(Nワードを使う時点で理解していないだろうけど) つまり、お前ら「リアル」じゃないじゃん、という話になります。

 

 だって、日本に「ゲットー」とか「フッド」*2とかいう概念ないし。語尾だけ英語にして韻踏んだって、それはアメリカ人の真似事だし。発音的に英語も喋れるわけではなさそうだし。しかも一人マリファナ吸ってトリップしてるみたいな感じのやついるし。どうせ吸ってないし、内容も全然「リアル」じゃない。「アメリカ人みたいでカッコいい」って言われたいだけならいいけど、それどうあがいてもオリジナル越えられないし、自分らしさが全くなかったら、それは「リアル」とは言えないよね。だからちっともカッコいいと思わない。そもそも、この大人数のクルーもウータンクランのパクリだろ。

 

まぁつまり、

 

勘弁してくれ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

ということです。以上

 

 

 

*1:FuckとNiggaのこと

*2:ゲットー:スラム街のこと。フッド:近所みたいな意味。アメリカの住居のありかたが日本とは違うので、日本でいう近所とは少し違う